環境省動物愛護部会(2008.7.8)
7月8日に開催された環境省の中央環境審議会動物愛護部会を傍聴しましたので、内容を簡単にお知らせいたします。
(過去の審議会の内容はこちら)
http://www.env.go.jp/council/14animal/yoshi14.html
1、委員の移動
信國委員が辞任し、永村委員(ジャパンケネルクラブ理事長)が新任
2、ペットフード小委員会の設置
・今年の6月に成立したペットフードの安全確保法に基づいて、
・製造の方法もしくは表示の規格、または成分の規格を定める。
・愛護部会の中にペットフード小委員会を設置して検討する。
(委員の名前は公表されませんでした)
・8月に第1回小委員会を開催して考え方を示し、
10月に第2回小委員会を開催して基準企画案を定め、
11月にパブリックコメントの予定。
12月に決定。その他手続きを経て、
2009年6月に施行予定
「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/petfood.html
3、国の動物愛護管理基本指針の点検
・インターネットによる調査では、動物愛護法を知っている者が71%まで増加。
・犬の不妊去勢実施率は約40%に増加。
・猫の不妊去勢実施率は約83%に増加。
・引き取り犬猫の殺処分数、H16年からH18年で約5万頭減少。
・収容動物検索サイトに36自治体が参加(H20.6)
・動物取扱業の登録数、H17年から現在まで1.6倍に増加。
(改善勧告、登録取り消し等の実態は未調査)
・全国76自治体が地域防災計画の中に動物の対策を明記
・その他(省略)
4、都道府県の動物愛護管理推進計画の策定状況
・現在まで44都道府県が動物愛護管理推進計画策定
・42都道府県が犬猫の引取/殺処分の減少の数値目標を明記。
・22都道府県が動物愛護推進員を委嘱(今後17県が委嘱予定)
上記3、4の資料は下記のサイトで公表されています。http://www.env.go.jp/council/14animal/y140-23/mat02.pdf
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