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クローン動物の食用化に反対の意見

体細胞クローン動物の食用化の是非を問う意見募集のパブリックコメントの
締め切りが4月10日となっています。

ALIVEでは食用化に反対する意見を出しました。

主な内容は、以下の通りです。

1.意見の対象が「安全性」に限定され狭すぎること

2.クローン動物は、死産や早死が多く、遺伝子異常による発育障害が多発
するため、動物にとって誕生と成育自体が苦痛であり、動物福祉の観点から
容認できないこと

3.クローン肉の安全性の確認としてマウスやラットに肉を食べさせた結果を
以って安全と結論付けるのは短絡的すぎること

4.子孫に遺伝的疾患が現れる可能性があること

5.クローン動物の大量生産によって受ける消費者の不利益

6.アメリカからクローン動物の肉等が輸入されるおそれ

7.家畜のコピー生産がもたらす遺伝子・個体・種の多少性の消失

8.生命倫理の観点から議論を行うべきこと

 なお、全文をホームページに掲載していますので、どうぞごらん下い。
http://www.alive-net.net/bio-ethics/clone-pubkome.html

多くの人々が「よそ事」と思わず、問題について考えて、意見を出していただき
たいと願っています。

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