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商業アザラシ猟禁止への画期的法案

カナダのハーブ上院議員が商業アザラシ猟を禁止する画期的な法案を提出
したことについて、ALIVEではこの法案を支持し、成立を期待するメールを、
同議員に送りました。

<以下、IFAWによる説明より>

(カナダ、オタワ)- 国際動物福祉基金(IFAW)は今日、カナダの商業アザラシ
猟の終結を求める議員法案をマック・ハーブ上院議員が提出したことに対し、
拍手を送りました。カナダの政治家が、今も続く世界で最大規模の海洋哺乳
動物の虐殺に終止符を打つための法案を提出したのは、今回が初めてです。

これは漁業法の改正法案で、先住民がアザラシを獲る権利は守りつつ、
カナダの領海における商業目的のアザラシ猟を禁止するものです。

最近の世論調査の結果は、カナダ国民の過半数が商業アザラシ猟に反対し、
その終結を望み続けていることを示しており、この法案の導入を後押しして
います。
この法案は今、アザラシ産業が経済的に低迷しているときに提出されました。
アザラシの皮の価格は今年もまた下がる見込みで、アザラシの毛皮の需要
は世界的にも非常に低く、EUでは先住民族のものを除くすべてのアザラシ
製品の取引禁止が検討されています。

わずか数週間後にはカナダの商業アザラシ猟がカナダの東海岸沖で始まり
ます。昨年は217,000頭以上のアザラシが捕殺されましたが、その99.8パー
セントは生後3ヶ月未満の子供でした。

カナダの商業アザラシ猟禁止を目指すIFAWの活動について詳しく知りたい方
www.stopthesealhunt.orgにアクセスしてください。

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