NHK「クローズアップ現代」でペットの受難を放映
8月5日(水)、NHKの「クローズアップ現代」という番組で、犬の悪質な繁殖・販売
業者問題や飼い主のモラルに関する内容が放映されました。
(以下、NHK HP http://www.nhk.or.jp/gendai/ より引用)
8月5日(水)
ペットは泣いている ~激安競争の裏側で~
右肩上がりの成長を続けてきたペット産業。そこに今、価格破壊の波が押し寄せ
ている。
不況の影響で消費が冷え込む一方、インターネットを通じてペットを販売する業者
の新規参入が相次ぐなど、販売業者は増え続けている。このため、価格競争が
エスカレートし、そのしわ寄せはペットを直撃している。
コストを削減するために、繁殖犬に十分なエサも与えず、年に何回も子犬を産ませ
る"パピーミル(子犬工場)"と呼ばれる悪質な業者も登場。
一方で、飼い主の中にも、安易な理由でペットを手放してしまう人たちがあとを絶た
ず、毎年、10万頭あまりの犬が行政によって処分されている。
人間の都合に翻弄されるペットをどのように守っていけばよいのかについて考える。
スタジオゲスト : 野上 ふさ子さん
(動物保護団体「地球生物会議」代表)
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番組に提供した、子犬の繁殖場の映像は、以下でも見ることができます。
犬の繁殖販売の実態・繁殖犬の最後の施設
http://www.alive-net.net/movie/index.html
この番組中で、犬猫の殺処分ゼロをめざす熊本市の取組が紹介されました。
同市では、犬猫を行政に持ち込んで処分を求める飼い主に対して、再考を促し、
安易な飼育放棄に対する啓発普及活動を進めています。
また、収容動物の新しい飼い主探しを進めるとともに、再び安易に放棄されない
ように、飼い方ばかりでなく、飼い主の心構えについても講習会をおこなっており、
番組中に紹介されていた、譲渡の際に上映するビデオは、ALIVEの『残された命』
が使用されています。
この映像をご覧になりたい方は、以下を参照の上、お問い合わせください。
http://www.alive-net.net/material/index.html
なお、8月14日号の「週刊ポスト」でも、
「ペットを〈無責任に〉ガス室に送るな!」 熊本市愛護センター「いのちの問答」
〈現場ルポ〉という記事が掲載されています。
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