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2009年11月の記事

福岡で動物愛護管理推進計画シンポジウム

犬猫の殺処分数が全国1多い福岡県で、このほど、下記のようなシンポジウム
が開催されます。
犬猫の殺処分を減らし無くしていくために、県の動物愛護管理推進計画がどの
ように実行されていけばよいか、提案したいと思います。関心のある皆様は、
どうかご参加ください。

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筑紫女学園大学シンポジウム
イヌ・ネコとの「ともいき」(共生)を考える
  ―福岡の動物愛護管理推進計画のもと、今後10年をどうするのかー

◆日時:2009年12月5日(土)
◆会場:福岡市中央区 天神ビル9号会議室 (定員 120名)
◆内容:
 イヌネコの引き取り数(殺処分数)を2008年から10年のうちに半減させると
いう国の方針のもと、福岡県、福岡市は、動物愛護管理推進計画を作成した。
福岡においてこれらの計画を円滑に実現するために、日本における現在の
流れを把握した上で、福岡県及び福岡市の計画を検証し、どのような取り組み
が今後必要かを考えていく。

13:10 開場 

一部

挨拶 吉田 宏(福岡市長)
趣旨説明 佐々木 浩(筑紫女学園大学短期大学部教授)
講演:日本における動物愛護の現在の流れ
    藏内 勇夫(中央環境審議会動物愛護部会委員)
報告:福岡県の動物愛護管理推進計画概要、現状及び今後
    高田 則子(福岡県保健衛生課乳肉衛生係長)
   福岡市の動物愛護管理推進計画概要、現状及び今後
    椿本 聡(福岡市生活衛生部生活衛生課動物愛護管理係長)
 休憩
二部(パネルディスカッション 司会:佐々木 浩)
  コメント:野上 ふさ子(地球生物会議代表)
  コメント:宇野 匡代(福岡県動物愛護推進員)
  コメント:恵良 尚子(福岡動物里親の会)
  総合討論(講演者3名 + コメンテーター3名)

◆主催:筑紫女学園大学 共催:福岡市、福岡県
◆入場無料、事前予約不要、開場に、NGOコーナー設置あり

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野生ニホンザルのために意見を!

野生ニホンザルの「保護管理技術マニュアル」についてのパブリック
コメントが行われています。関心のある皆さまは、ぜひ意見を出してください。

今回のマニュアルのニホンザル編については、2007年に原案が出されたとき、
捕獲されたサルを動物実験に提供することを認めようとするような方針が記さ
れていました。しかし、サルの実験提供は鳥獣保護法に反していることから、
ALIVE等ではこれに反対し、今回の案では記述が書き直されました。

また捕獲個体の殺処分方法として、従来、一部地域で餓死、溺死、撲殺と
いった残酷な方法が行われてきたため、ALIVEでは野生動物であっても
苦痛のない致死処分とするように求め、そのような記述が入りました。
但し、鳥獣保護法には、捕獲個体の「安楽死処分」に関する法令上の規定は
なく、現場ではどのような殺処分の方法が取られているか不明です。

今回の改訂版マニュアルは、サルの「保護」ではなく「管理」の側面が非常に
強い内容になっていて、大きな問題です。

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平成21年11月20日
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11810

 平成12年度に作成した特定鳥獣保護管理計画技術マニュアル(ニホン
ザル編)及び(カモシカ編)をその後の状況の変化等を踏まえ、改訂案
(別添資料)をとりまとめました。
この改訂案について広く国民の皆様から平成21年11月20日(金)から
平成21年12月21日(月)までの間、意見募集を行います。

1.背景
 特定鳥獣保護管理計画(特定計画)制度は、地域的に著しく増加または
減少している野生鳥獣の個体群の科学的・計画的な保護管理の実施により
人と鳥獣との共生を図る目的で、平成11年に創設され、平成21年11月
15日現在、46都道府県で6種について107計画が作成されています。
 この特定鳥獣保護管理計画を都道府県が作成する際の技術的な参考と
なる資料が特定鳥獣保護管理計画技術マニュアルです。

2.意見募集対象(改訂案)
(1)特定鳥獣保護管理計画技術マニュアル(ニホンザル編)
(2)特定鳥獣保護管理計画技術マニュアル(カモシカ編)

3.意見の提出方法
 御意見のある方は、別添「意見募集要項」に沿って郵送、FAX又は電子
メールにて御提出願います。意見募集要項に沿っていない場合、無効となる
ことがありますので御注意願います。

【参考】
○特定鳥獣保護管理計画制度について
 鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律において、都道府県知事が
特定の鳥獣について、個体数管理、生息環境管理、被害防除対策等の
手段を多様な事業主体の協力を得て総合的に講じることにより、科学的
計画的な保護管理を実施するための計画を策定できる制度です。

・ 添付資料一覧
(1)特定鳥獣保護管理計画技術マニュアル(ニホンザル編)(案)
(2)特定鳥獣保護管理計画技術マニュアル(カモシカ編)(案)
(3)意見募集要項

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医科学研究予算についての意見を

内閣府が科学技術関係予算について11月24日までパブコメを行っています。
わずか1週間しかありませんが、予算についてのパブコメは画期的です。
動物実験を伴う無益な医科学研究に莫大な国家予算が使われているので、
それを動物を使用しない方法(代替法)に転換することや、生物多様性や
野生生物保護の研究開発を重視して予算の配分を改めるように意見を出して
みませんか。

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http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?
CLASSNAME=Pcm1010&BID=095090711&OBJCD=&GROUP=
科学技術関係施策の優先度判定等の実施に関する意見募集
~科学技術関係予算に係る予算編成プロセスの透明化~



1.概要
総合科学技術会議は、鳩山内閣発足後の新たな予算編成方針等を踏まえ、
「平成22年度の科学技術に関する予算等の資源配分の方針」(以下、「資源
配分方針」という。)を決定しました。
この中で、環境・エネルギー分野などの技術革新で世界をリードするため「環境
と経済が両立する社会を目指すグリーンイノベーションの推進」を最重要政策
課題として掲げるとともに、「人の命を大切にする健康長寿社会の実現」、
「地域科学技術施策の推進」、「社会還元加速プロジェクトの推進」、
「革新的技術の推進」及び「科学技術外交の推進」の5課題を重点的に推進
すべき課題として位置付けております。
(別紙1及び別紙2)
これらの課題に予算等の資源を重点的に配分し、我が国経済の中長期的
な発展と国民生活の向上を目指すため、科学技術担当大臣及び総合科学
技術会議有識者議員は、資源配分方針に基づき、各府省が平成22年度
概算要求している主な科学技術関係施策(別紙3)について優先度判定等
(優先度判定、改善・見直し指摘、詳細な見解付け)(別紙4)を実施しています。
今般、優先度判定等を実施するにあたり、参考とさせていただくため、平成
21年11月17日(火)~11月24日(火)
の期間、各府省の科学技術関係施策について優先度判定等を実施するに
あたり、考慮すべきと考えられることについて国民の皆様からご意見を募集
させていただきます。

2.意見募集の方法
様式(別紙5)に日本語でご記入の上、(1)~(3)のいずれかの方法で送付して下さい。
(1)インターネット
https://form.cao.go.jp/cstp/opinion-0005.html
※フォームに沿って、入力して下さい。
(2)FAX
03-3581-8653
内閣府 政策統括官(科学技術政策・イノベーション担当)資源配分担当あて
(3)郵送
〒100-8970 東京都千代田区霞が関3-1-1
内閣府 政策統括官(科学技術政策・イノベーション担当)資源配分担当あて

(略)

技術政策に関するHPアドレスはこちら
http://www8.cao.go.jp/cstp/s&tmain.html

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野生動物保護シンポジウムのご案内

野生動物保護シンポジウムのご案内です。

【 ルーツをたどれ!ワイルドライフ
  ― 世界の生物多様性と日本の法体制 ― 】

 たくさんの野生生物を世界中の国々から持ち込んでいる日本は、
世界の生物多様性の保全に対して大きな影響力を持ち、大きな責任
を負っています。
 来年名古屋で開催される生物多様性条約の締約国会議を前に、
日本が世界の生物多様性を守るリーダーシップをとるにふさわしい
体制をととのえるにはどうしたらよいか、法律整備の面から考えます。

■日時:2009年11月28日(土)
 13時30分~18時30分(13時より受付開始)

■ 場所:東京大学(本郷キャンパス)
 情報学環・福武ホール 福武ラーニングシアター

■ 入場:無料(定員180名)

■ 参加方法:
「シンポジウム参加申込」と明記し、
 ①お名前、②ご連絡先(EメールまたはFAX番号)
 を書いて下記までメールまたはFAXにてお申し込みください。
 
講演者紹介(五十音順)
  ※英語から日本語の逐次通訳あり。

 ○クレイグ・フーバー氏(米国内務省魚類野生生物局)
 ○アズリナ・アブドゥラ氏(IUCN環境法委員会メンバー)
 ○ブライアン・クリスティ氏 (『the Lizard King』*著者)
 (ビデオによるプレゼンテーション)
 *『The Lizard King』:ある爬虫類の密輸業者と連邦捜査官の
  真実にもとづいた物語。
  (TWELVE, NY より2008 年発行。ISBN 978-0-446-58095-3)
 ○畠山 武道 氏(上智大学大学院 教授)

上記の他、環境省 自然環境局野生生物課、WWFジャパン、トラ
フィックイーストアジアジャパンからの発表を予定しています。

■主催:WWFジャパン
■後援:環境省

詳しくはこちら →http://www.trafficj.org/sympo

■申込み先・お問い合わせ
トラフィック イーストアジア ジャパン(WWFジャパン)

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生物多様性条約「ポスト2010年目標日本提案(案)」意見募集

生物多様性の確保と種の絶滅を防ぐため、私たちの提案を送ろう!

生物多様性条約「ポスト2010年目標日本提案(案)」に対する意見募集
期間:2009年 10月30日(金)~11月27日(金)

2010年に名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議COP10が開催されます。
その会議における大きな議題として、「2010年目標」の改訂があります。
 2010年目標とは、2002年のCOP6において策定された条約戦略計画において、
「現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」というものです。

 生物多様性の損失の指標は、「種の絶滅」であり、絶滅のおそれのある野生
生物種の指定を可能な限り減少させていく努力が各国に求められてきたのです。

  残念ながら、一般にはこのような国際的目標が掲げられてきたことさえ知られて
おらず、国内外における野生生物種の絶滅のスピードは加速しています。
従って、その目標はまったく達成できていないのが現状です。

 2010年のCOP10では、2010年目標が達成できなかったことを認識し、改めて次
の10年の行動計画を設定する予定です。これを「ポスト2010年目標」と名づけて、
政府は、今後日本がどのようにして国内の生物多様性の損失に歯止めをかけ、
また多様性を回復させていくか、さらに国際社会においてどのように生物多様性
を保全していくか等について、検討しています。

  この間、環境省・外務省が、この「ポスト2010年目標」について、NGO等との
意見交換を行うなどしてきましたが、このほどその素案がまとまったとして、
以下のようなパブリックコメントが行われます。

 パブリックコメントの結果等を受けて、2009年末までに「ポスト2010年目標に
関する日本提案」が取りまとめられ、生物多様性条約事務局に提出される
予定です。
 ポスト2010年目標は多岐に渡っていますが、ALIVEでは主に「種の絶滅」を
防ぐための意見を出す予定です。多くの皆さまが関心を寄せ、意見を出して
いただくようお願いいたします。
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<詳細>環境省報道発表資料 2009年10月30日
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11723

生物多様性条約ポスト2010年目標日本提案(案)に対する意見募集について

(1)意見募集対象
 「ポスト2010年目標日本提案(案)」  【別紙】

(2)意見提出期限
 平成21年11月27日(金)12時必着 ※郵送の場合は同日必着

(3)意見提出の方法
 [意見提出用紙]の様式により、氏名(企業・団体の場合は、その名称)、
  連絡先(住所、電話番号必須)を必ず明記の上、
  以下に掲げるいずれかの方法で提出してください。

[件名]ポスト2010年目標日本提案(案)に関する意見  
[宛先]環境省自然環境局 生物多様性地球戦略企画室  
[氏名](企業・団体の場合は、企業・団体名、部署名及び担当者名)  
[郵便番号・住所]
[電話番号]
[FAX番号]
[御意見]
 1提案(案)のどの部分への意見か(例:項目(4-A-A1-数値目標など)、
   ページ、行等を記載してください。)
 2意見の要約(100字以内で記載) 3意見及び理由(可能であれば、根拠となる
   出典等を添付又は併記してください。)
 ※2及び3は、1の意見ごとに記載してください。

(4)「ポスト2010年目標日本提案(案)」の閲覧又は入手の方法・資料
 http://www.env.go.jp/info/iken.html

(5)意見提出先
[1]郵送の場合
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
環境省 自然環境局 生物多様性地球戦略企画室あて
[2]FAXの場合
FAX番号:03-3591-3228 [3]電子メールの場合
電子メールアドレス:NBSAP@env.go.jp

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