動物業者からの犬猫引取り殺処分問題(続き)
12月10日に、尼崎市の犬の繁殖業者による過剰繁殖と、行政による犬の
引取り・殺処分の問題が、新聞やテレビで大きく報じられました。
その後、12月17日の行政の複数部署の立入り調査に続いて、25日には、
兵庫県警が業者および保健所や愛護センターまで家宅捜索を行っています。
これらの一連の経緯をまとめて、ALIVEのホームページに掲載しました。
「尼崎市における業者からの犬猫引取り殺処分問題の経緯
純血種の犬たちも殺処分-業者が過剰繁殖させ、行政が殺処分する事例」
また、12月14日付けで尼崎市長に出していた「要望書」に対して、市長(所轄:
生活衛生課、動物愛護センター)からの「回答」が来ました。
個人の飼い主のモラルが向上しても、繁殖業者が大量に犬や猫
を行政に持ち込んで殺処分しているようでは、殺処分の減少は
はかどりません。
尼崎の動物行政に対しては、安易な引取りをやめることや、一般譲渡の促進を
求めていきたいと思います。
また、兵庫県警に対しては、しっかりとした事実関係の調査と違法行為に対する
厳正捜査を求めたいと思います。
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