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2009年12月の記事

動物業者からの犬猫引取り殺処分問題(続き)

12月10日に、尼崎市の犬の繁殖業者による過剰繁殖と、行政による犬の
引取り・殺処分の問題が、新聞やテレビで大きく報じられました。
その後、12月17日の行政の複数部署の立入り調査に続いて、25日には、
兵庫県警が業者および保健所や愛護センターまで家宅捜索を行っています。
これらの一連の経緯をまとめて、ALIVEのホームページに掲載しました。

「尼崎市における業者からの犬猫引取り殺処分問題の経緯
純血種の犬たちも殺処分-業者が過剰繁殖させ、行政が殺処分する事例」

また、12月14日付けで尼崎市長に出していた「要望書」に対して、市長(所轄:
生活衛生課、動物愛護センター)からの「回答」が来ました。

個人の飼い主のモラルが向上しても、繁殖業者が大量に犬や猫
を行政に持ち込んで殺処分しているようでは、殺処分の減少は
はかどりません。

尼崎の動物行政に対しては、安易な引取りをやめることや、一般譲渡の促進を
求めていきたいと思います。
また、兵庫県警に対しては、しっかりとした事実関係の調査と違法行為に対する
厳正捜査を求めたいと思います。

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行政による業者からの犬の引取りと殺処分問題

12月10日、新聞やテレビなどで、兵庫県尼崎市の犬の繁殖販売業者が
毎年、何十頭もの犬を動物愛護センターに持ち込んで殺処分させていた
ことが大きく報じられました。

この業者は、犬を多いときには数百頭も繁華街のビルの中で飼育し、犬の
鳴き声、悪臭などで近隣から苦情が寄せられていました。

しかも、この業者は、犬の登録、注射も行わず(狂犬病予防法違反)、住宅街
にある店舗は、「化製場法」にも違反しています。建築基準法や消防法にも
違反しているという声も寄せられています。

ALIVEでは、尼崎市に対して情報開示請求を行い、センターによる犬の引き取り
実態を調査し、悪質業者の手助けをするような引取りを行わないように要望
しました。

尼崎市による業者からの犬の引取りと殺処分に対して
動物取扱業に対する監視強化及び動物行政の改善を求める要望書

また、行政による動物業者からの犬猫の引取りと殺処分問題についての記事
をアップしました。

行政による業者からの犬猫の引取りをなくすには

問題を報じたメディア記事

犬200匹を違法飼育、「売れ残り」は尼崎市が処分
朝日新聞 2009年12月10日8時1分
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200912090174.html

また、12月10日夜10時からのTV朝日「報道ステーション」等でも、大きく
取り上げられました。

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TVで、ALIVE「迷子札ホルダー」紹介

番組のお知らせ

ALIVE製作「注射済票&迷子札ホルダー」(通称「安心だワン!ホルダー」)が、
地元のニュース番組で取り上げられます。
番組では以前にも鑑札、注射済票の装着を呼び掛ける特集が組まれ、今回は
その時の映像も交えながら、手軽に装着できるツールとしてホルダーが紹介
される予定です。
番組を見た方が希望した場合、すぐ入手できるようALIVEふくしまで取り扱う他、
メンバーのお店でも直接購入できるようにし、こちらも紹介されます。

11日(金)18:00~18:40
テレビユー福島「ザ・ニュースフラッシュ」の中で取り上げられます。
どうぞご覧下さい。

ALIVEふくしま

なお、「迷子札ホルダー」の詳細は、特設サイト「迷子の犬を家に帰そう!」
プロジェクトのサイトをご覧下さい。

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TV番組で犬猫の殺処分ゼロに向けての取組み放映

熊本市の動物行政は「殺処分ゼロ」に向けての先進的な取り組みをしている
ことで知られています。
本日12月2日(水)の午後10時54分からのニュースゼロ(日本TV系)で、
「殺処分ゼロが目前-驚きの自治体」というタイトルで、熊本市の取り組みに
密着首取材した番組が放映されました。

シリーズ2回目は、12月8日(水)の午後10時54分からのニュースゼロで、
「犬や猫の殺処分ゼロを目指せ(その2)ペット店や住民も協力」というタイトル
で、地域における取り組みが紹介されました。

なお、関東圏では日本テレビ、夕方の「リアルタイム」という番組で、
12月12日(木)午後4時53分~6時の間、再度まとめて放映されるとのことです。

ALIVEでも映像を提供しています。

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