行政による業者からの犬の引取りと殺処分問題
12月10日、新聞やテレビなどで、兵庫県尼崎市の犬の繁殖販売業者が
毎年、何十頭もの犬を動物愛護センターに持ち込んで殺処分させていた
ことが大きく報じられました。
この業者は、犬を多いときには数百頭も繁華街のビルの中で飼育し、犬の
鳴き声、悪臭などで近隣から苦情が寄せられていました。
しかも、この業者は、犬の登録、注射も行わず(狂犬病予防法違反)、住宅街
にある店舗は、「化製場法」にも違反しています。建築基準法や消防法にも
違反しているという声も寄せられています。
ALIVEでは、尼崎市に対して情報開示請求を行い、センターによる犬の引き取り
実態を調査し、悪質業者の手助けをするような引取りを行わないように要望
しました。
尼崎市による業者からの犬の引取りと殺処分に対して
動物取扱業に対する監視強化及び動物行政の改善を求める要望書
また、行政による動物業者からの犬猫の引取りと殺処分問題についての記事
をアップしました。
■問題を報じたメディア記事
犬200匹を違法飼育、「売れ残り」は尼崎市が処分
朝日新聞 2009年12月10日8時1分
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200912090174.html
また、12月10日夜10時からのTV朝日「報道ステーション」等でも、大きく
取り上げられました。
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