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2010年12月の記事

鳥獣保護・基本指針案にNGOの意見発表

鳥獣保護事業・基本指針の5年に1度の見直し改定に向けての検討が行われ、
12月22日には、関係者へのヒアリングが行われました。

自然保護NGOからは、生物多様性関連法制度部会の参加団体が意見を述べました。

<主要意見>

1、全体について(WWFジャパン 草刈)
 ・前回の改定以降の新たな動きを組み入れること
  (生物多様性基本法、生物多様性条約COP10の決議、鳥獣害対策特措法など)

2、特定鳥獣保護管理計画、有害捕獲の問題、その他(ALIVE 野上)

3、クマの大量捕獲と生息地保護、その他(JTEF 坂元)

4、野鳥の愛玩飼養の廃止、その他(日本野鳥の会 古南)

5、海生哺乳類の適用除外問題(IKAN 倉澤)

なお、ALIVEから出した意見は、近日中に、ホームページに掲載する予定です。

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12/22 鳥獣保護基本指針改定のヒアリング

鳥獣保護事業の基本指針の改定に向けての検討が行われています。
12月22日には、関係者へのヒアリングが行われます。

しかし、13日に報道発表があり、締め切りは17日の午後1時です。
第1回の時は11月8日に報道発表され、10日の午後1時が締め切りでした。
周知の期間が短すぎます。

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中央環境審議会野生生物部会 平成22年度第2回鳥獣保護管理
小委員会の開催について(お知らせ)

1 日時
平成22年12月22日(水)13:00~16:30

2 場所
経済産業省別館8階 825会議室
東京都千代田区霞が関1-3-1

3 内容
(1)「鳥獣の保護を図るための事業を実施するための基本的な指針(基本指針)」
に関する関係者ヒアリング
 (※狩猟団体、農業被害関係、人材育成関係、自然保護NGO、都道府県)
(2)都道府県から提出された意見について
(3)その他

4 傍聴
 傍聴希望の方は、事務局(下記参照)までFAX又は電子メールでお申し込みください。
 傍聴申込み受付期限は、平成22年12月17日(金)13時(必着)といたします。
一般の方の傍聴可能人数は20名を予定しておりますので、傍聴希望者がこれを越
えた場合は抽選といたします。
 傍聴申込みの際は、以下の点を遵守の上、お申込みをお願いします。

1.「鳥獣保護管理小委員会の傍聴希望」の明記をお願いします。
(電子メールの場合は、件名欄に記載してください。)

2.氏名、住所、勤務先及び連絡先(電話番号、FAX番号)の記載をお願いします。

※こちらからの返信を傍聴券といたしますので、当日必ず御持参ください
(電子メールで申し込んだ方は、こちらからの返信を印刷の上御持参ください。)。
また、傍聴券1枚につき、傍聴者は1名です。

※なお、傍聴される方は、12時50分頃までに会場前にお集まり下さい。
※カメラ撮影を御希望の報道関係の方は、あらかじめ下記担当まで御連絡ください。
なお、カメラ撮影については、会議の冒頭のみとさせていただきます。


中央環境審議会野生生物部会鳥獣保護管理小委員会事務局
(環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室)
TEL:03-5521-8285(ダイヤルイン)千葉
FAX:03-3581-7090
e-mail:shizen-choju@env.go.jp

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351

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12/20 ペットフードの規格等の審議

ペットフードの規格・基準に関する検討が行われます。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/101209_2.html
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1.開催概要
「農業資材審議会 飼料分科会及び同安全性部会 並びに中央環境審議会
動物愛護部会 ペットフード小委員会」では、愛がん動物用飼料の安全性の
確保に関する法律(平成20年法律第83号)に基づく愛がん動物用飼料の基準
・規格等に関して、農林水産大及び環境大臣からの諮問を受け審議を行って
います。
※これまでの合同会合の資料
http://www.maff.go.jp/j/council/sizai/petfood/index.html

2.開催日時及び場所
平成22年12月20日(月曜日)13時00分~15時00分目途

農林水産省 7F講堂
所在地:東京都 千代田区 霞が関1-2-1

地下鉄:東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、千代田線 霞ヶ関
*駅から会場までの経路等は以下のURLを御参照ください。
http://www.maff.go.jp/j/use/map.html

3.議題
(1)愛がん動物用飼料の基準及び規格の設定について
(2)その他

4.傍聴可能人数
80名を予定しております。

5.申込要領
(1) 申込方法
件名に「審議会 合同会合(第4回)の傍聴希望」と明記し、
住所、氏名(ふりがな)、性別、職業、電話番号、FAX番号、勤務先又は所属団体を
明記の上、FAXにてお申し込み下さい。

<申込先>
農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課 愛がん動物用
飼料対策班  あて FAX番号:03-3502-8275

(2) 申込締切り
平成22年12月16日(木曜日)10時必着

(3)抽選の実施
希望者多数の場合は抽選を行います。
傍聴の可否につきましては、FAXにより連絡いたしますので、
傍聴ができる旨のFAXを受け取った方は、当日、会場への入室の際、
当該FAX及び身分を証明するものを御提示下さい。

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【記事】犬販売業者を逮捕 山中で遺棄容疑

現在、動物愛護管理法の改正に向けての検討が行われていますが、最初に検討
されているのは動物取扱業に対する規制強化です。
その理由は、全国各地でこのような悪質なケースがあとをたたないからです。

【記事】犬販売業者を逮捕  吉備中央山中で遺棄容疑
山陽新聞:(2010/11/10 )

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010111012500339/

 岡山県吉備中央町の山中で8月、小型犬などが捨てられているのが見つかった
事件で、岡山北署は10日、動物愛護法違反(遺棄)の疑いで浅口市鴨方町、犬の
繁殖・販売業「クリスタル・カミムラ」経営者(68)を逮捕した。

 逮捕容疑は8月中旬、吉備中央町の山中に、雄のペキニーズとゴールデンレトリ
バー各1匹を遺棄した疑い。

 同署によると、8月23日、同町住民から「多数の捨て犬を保護している」と通報が
あり、聞き込みなどから上村容疑者の関与が浮上。今月8日、上村容疑者の自宅
にある飼育施設などを捜索していた。

 同署は8月14~23日、現場付近で2匹をはじめペキニーズやトイプードル、ゴール
デンレトリバー計21匹を保護しており、残りについても上村容疑者との関連を調べる。

 遺棄された小型犬は県動物愛護センター(岡山市北区御津伊田)に預けられ、
1匹は病死したが、15匹は新しい飼い主に引き取られた。

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アニマルウェルフェア指針の検討会

農水省によるアニマルウェルフェア指針の検討が行われています。
指針は、動物種ごとの分科会でその分野の専門家や関係者(業界)で検討された
ものを、親委員会である事業推進委員会にかけて、最終的に決定されるという
手続きで行われています。

すでに、以下の指針が策定されいます。
・乳用牛(平成22年3月)
・ブロイラー(平成22年3月)
・採卵鶏(平成21年3月)
・豚(平成21年3月)
最後に残っていたのが、肉用牛の指針で、以下の日時で推進委員会にかかり、
決定します。

日本の肉用牛は、「霜降り肉」にするため、餌にビタミンAを欠乏させることが行われ、
そのために牛の目が見えなくなるということが指摘されています。
これは家畜福祉の観点から、大きな問題です。
委員の方々が、しっかり議論していただきたいことのひとつです。

これまでの議論は、以下のサイトに掲載されています。
http://jlta.lin.gr.jp/report/animalwelfare/index.html

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「アニマルウェルフェアに対応した家畜の飼養管理に関する検討会」
平成22年度 第1回事業推進委員会の開催についてご案内します。

<第1回事業推進委員会>
1 日 時 : 平成22年12月17日(金)
      13時30分~16時30分(予定)
2 場 所 : 鉄二健保会館(5Fホール) 
      東京都文京区湯島3-21-10 TEL:03-3835-4341
3傍聴可能人数:20人

傍聴希望者は、FAXまたは電子メールにより、件名を「第1回事業推進委員会
傍聴希望」とし、住所、氏名、電話番号、FAX番号、(差し支えなければ、勤務先、
所属団体)を明記の上お申し込みください。
(email:info@jlta.jp  FAX:03-3836-2302)
申込締切日は、12月16日(木)15時 必着 といたします。
傍聴希望者が多数あった場合は先着順とし、傍聴が可能な方には、
12月16日(木)17時までに、FAXまたは返信メール等にてご連絡いたします。

申込要領等、詳細は当協会ホームページにてご確認ください。
http://jlta.lin.gr.jp/news/kiji/new_news.html

社団法人 畜産技術協会 企画情報部

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のら猫の生態調査で殺処分を減らす

行政により殺処分される猫の大半は、飼い主のいないのら猫が産む子猫です。
猫の殺処分数を減らすには、まずのら猫の生態調査が必要です。
このような取り組みに注目したいものです。

麻布大、愛護協会らが野良猫調査で協力
2010年12月3日16時43分 asahi.com
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201012020222.html

  麻布大学(相模原市)が横浜市神奈川区や県動物愛護協会と協力し、野良猫の
生態調査に乗り出した。まず同区内で8地区を選んで個体数を調べ、その後は
不妊・去勢手術を施して元の場所に戻し、追跡調査もする計画だ。
将来的にはデータを生かし、殺処分される野良猫を減らすことを目指す。
 調査は同大学獣医学部の植竹勝治教授(動物行動管理学)と学生が中心になり、
今春スタートした。

(略)

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外来種とCOP10 シンポジウム

外来種問題を知るためのシンポジウムです。

COP10フォローアップのためのシンポジウム
「外来種とCOP10~みんなで進める外来種対策~」の開催のお知らせ
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13192
http://isp.unu.edu/jp/events/2010/cop10_seminar_on_invasive_alien_species.htm

 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の主要な課題の一つであった
外来種問題の現状や防除の実態、COP10での議論等最新の情報を提供する
ため、シンポジウムを実施します。

日時:平成22年12月17日(金)13:00~17:00
場所:国連大学エリザベス・ローズ会議場
  (東京都渋谷区神宮前5丁目53番70号)
主催:環境省
共催:国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)、
   国立環境研究所
協力:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

(内容)
■主催者挨拶
■ COP10 の議論の報告
わが国の外来種対策 Ⅰ
普及啓発の事例発表
わが国の外来種対策 Ⅱ
■哺乳類
■爬虫・両生類
■外来種かみしばい「マングースものがたり」上演
■魚類
■昆虫類・非意図的導入
■植物
■全体を通じた質疑応答

(申し込み)
参加希望者は12月15日(水)までに電話、FAX、電子メールのいずれかの方法で
事前登録をお願いいたします。また、当日、身分証明書を国連大学2階の受付で
提示する必要があります。
(申し込み先)
株式会社オーエムシー
TEL.03-5362-0117、FAX.03-5362-0121
e-mail:cop10@omc.co.jp

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米ミズーリ州で「パピー・ミル防止法案」可決

アメリカで、パピー・ミル(子犬の生産工場、劣悪な多頭飼育の繁殖場といった意味)
に厳しい規制をかけようという法案について、賛成派と反対派の対立が激化している
というニュースです。

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パピー・ミルにNo!ミズーリ州で「パピー・ミル防止法案」僅差で可決
PetPress.jp:2010/11/24
http://www.petpress.jp/news/detail_1933.html

全米中の動物愛護家たちの注目を集めていたミズーリ州の住民投票修正案B、
別名パピー・ミル防止法案は僅差で可決された。
今後ミズーリ州のブリーダーたちに制限を設けられることを認めたこの法案は、
法案成立をかけて今後舞台を議会に移すことになる。

(略)議会での審議は来年1月5日からスタートする。ミズーリ州の法律によって、
この法案は今後議会において、修正、変更、あるいは完全に廃案とするかを
審議することになる。

(略)

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農水省第2回OIE連絡協議会の開催

動物福祉を進める国際機関OIEが、畜産動物の飼養指針を制定しようとしています。
それに対して日本ではどう対応するか、農水省が協議会を開催します。
傍聴申し込みは、以下の通りです。

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「第2回 国際獣疫事務局(OIE)連絡協議会」の開催及び傍聴について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/101129.html

農林水産省は、動物衛生等に関する国際基準であるOIEコードの改正案等に
ついて、消費者の方々や産業界等の関係者との意見交換を行うため、
平成22年12月8日に「第2回OIE連絡協議会」を開催します。

日時:平成22年12月8日(水曜日)9時30分~12時30分
場所:霞ヶ関中央合同庁舎4号館 共用会議室1219号室~1221号室
(東京都千代田区霞が関3-1-1)

主な予定議題
1.OIE及びOIEコード等についての一般説明
2.OIEコードの主な改正案について
(1) 清浄コンパートメント設定のための防疫プログラムの条件
(獣医組織体制の能力、サーベイランスの実施等)の追加
(2) 狂犬病に関連した犬等の輸入条件の変更等
(「犬間伝播清浄国」のカテゴリーの新規追加ほか)
(3) アニマルウェルフェアに配慮したブロイラーの飼養管理に関する
新しい章の作成
(4) 加熱処理済みの常温保存のペットフードにおけるOIEリスト疾病
の管理に関する新しい章の作成
3.その他の意見交換

傍聴申込要領
1. 傍聴を希望される方は、平成22年12月3日(金曜日)までにFAX又はインター
ネットにより農林水産省 消費・安全局 動物衛生課までお申し込みください。
なお、電話による申し込み及び当日の申し込みはお受けしておりません。
詳細は別紙3をご覧ください。

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