元動物繁殖業者に罰金刑
2007年1月に、動物愛護団体が佐賀県の犬の繁殖業者を動物虐待等により
告発しました。また県も繰り返し改善を指導してきたものの改善されず、県も告発
しましたが、検察が起訴しなかったため、検察審査会にかかり、強制起訴が
なされました。
告発から4年以上もかかって、この2月15日にようやく有罪判決が出ました。
今後、このように事件が長引くことのないように、速やかに改善がなされない
場合は営業停止になるように、法改正で規制強化されることが望まれます。
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愛護違反の元繁殖業者に罰金刑 検察審査会へて起訴
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1826745.article.html
佐賀新聞 2011年02月15日
イヌを劣悪な環境で飼育したなどとして動物愛護法違反(虐待)と狂犬病予防法
違反(予防注射)の罪に問われた佐賀市の元動物繁殖業○○被告(55)の判決で、
佐賀簡裁は15日、罰金30万円(求刑同50万円)を言い渡した。
判決理由で田中典幸裁判官は「イヌ所有者の責務を果たさずにイヌを衰弱させ
るなど犯行態様は悪質」と述べた。
この事件では、動物愛護団体が2007年1月、「イヌに餌や水を十分に与えず
衰弱させた」として被告を告発。佐賀地検武雄支部は起訴猶予の不起訴処分と
したが、検察審査会の「不起訴不当」の議決を受けて再捜査し、09年7月に
起訴した。
(略)
動物愛護法違反:犬の元繁殖業者に罰金30万円判決 /佐賀
毎日新聞 2011年2月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110216ddlk41040458000c.html
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