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環境省:警戒区域からペット連れ出しを検討

環境省の取組みが報道されています。

【放射能漏れ】警戒区域設定で環境省、ペット連れ出しを検討:
MSN産経ニュース 2011.4.21 23:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110421/dst11042123490057-n1.htm

 福島第1原発から20キロ圏内の警戒区域設定を受けて環境省は21日、
取り残されている犬や猫などペットの連れ出しなどについて対応を検討している
ことを明らかにした。

 近藤昭一環境副大臣は同日の記者会見で「連れ出しは(住民の一時帰宅と)
同時になるか少し後になるのか、順調に進むよう調整したい。命に関わること
なので早めにやりたい」と話した。
福島県によると、20キロ圏内にかかる9市町村で、狂犬病予防法に基づき
登録されている飼い犬は約5千頭いるが、実際にどれくらい取り残されている
かは不明という。

 環境省は、ペットを連れ出せた際の具体的な対応策を日本獣医師会や
動物愛護団体などでつくる「緊急災害時動物救援本部」と協議。除染のほか、
避難先で飼育できない住民のため、保護先の確保などについても検討を進め
ている。

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◎環境省サイト内の「被災ペット対策の状況」ページ
http://www.env.go.jp/jishin/pet.html)には、
「環境省において、平成23年度本予算で、被災自治体の設置する動物収容・
譲渡施設の整備に関する補助について自治体と調整中。(4月21日)」

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なお、「緊急災害時動物救援本部」によると、義援金の総額は、
240,577,508円(平成23年4月14日現在)
http://www.jpc.or.jp/saigai/pc_gienkin.html)であり、
義援金配分申請の受付開始が告知されています
http://www.jpc.or.jp/saigai/pc_gienkin2.html

※これらの寄付によって速やかに一時保護施設(シェルター)
を設置するなど、有効に活用されてほしいものです。

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【福島第1原発:20キロ圏に警戒区域 緊急時避難に課題】
2011年4月21日 21時32分 更新:4月22日 0時29分
http://mainichi.jp/select/today/news/20110422k0000m040138000c.html

【牛に「ごめん」 警戒区域化で最後の世話】
毎日新聞 2011年4月21日 21時09分(最終更新 4月21日 22時11分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110422k0000m040122000c.html

※これは牛を餓死させることを意味しているかのようです。

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