行政による原発警戒区域の動物救出
【都職員、原発周辺の犬猫保護へ派遣】
MSN産経ニュース:2011.5.20 22:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110520/tky11052022170007-n1.htm
東京電力福島第1原発の半径20キロ圏内に設定された警戒区域に
置き去りにされた犬と猫を保護するため、東京都は20日、環境省からの
要請を受けて、都動物愛護相談センターの職員6人を派遣すると発表した。
環境省は今月13日付で各都道府県や政令市、中核市に対し、ペット
保護のための人員派遣を依頼。他の自治体に先駆けて、都が支援に応じた。
同省によると、警戒区域内にいる犬と猫の総数は不明だが、狂犬病の予防
接種を受けた犬は約5800匹いるという。
都福祉保健局によると、職員は21日に福島県に向けて出発。22、23の
両日、防護服を身につけて2時間ずつ警戒区域に入る。おりを設置して捕獲
するほか、人に慣れていて近づいてくるような犬や猫を保護し、福島県に引き渡す。
【[環境省]:被災ペット対策の状況】
http://www.env.go.jp/jishin/pet.html
・これから警戒区域内への住民の一時立入りを実施する7市町長あてに、
ペットの保護回収にかかる協力依頼 の文書を発出(5 月13 日)
・都道府県・政令市・中核市及び日本獣医師会に対し、 警戒区域への
住民の一時立入りに伴い実施する ペットの保護活動にかかる人材確保
への協力依頼の 文書を発出(5 月13 日)
・緊急災害時動物救援本部第9回臨時会議に出席し、 警戒区域からの
ペットの連れ出しについて関係団体と 協議した(5月16日)
【双葉町公式ホームページ(災害版)】
一時帰宅の際のペット(犬・猫)の保護・収容について:
http://www.town.futaba.fukushima.jp/renraku_pets_hogo.html
警戒区域への町民の皆さまの一時帰宅にあわせて、環境省と福島県に
よるペットの保護、収容を行うことになりました。
つきましては、皆様方のペットの保護・収容がスムーズに行えるよう、
「一時立入り受付センター」にご連絡した際に、飼育されているペットの情報
もお伝えください。
(略)
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