計画的避難区域の家畜連れ出しの方針
今後、原発から計画的に避難する地域の家畜については、肉牛のみは
受け入れ先がほぼ決まったようですが、乳牛は食肉処理されるとのことです。
通常、肉牛は生後2年にも満たないうちに食肉処理場に送られます。
乳牛は、人工授精で4回くらい出産させられたあと、これもわずか6~7歳で
「老廃牛」とされ、安価な食肉として処理されます。
家畜の場合は、生かすにしてもすぐに悲しい運命が待っています。
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【福島第1原発:避難区域内の牛 24都道府県「受け入れ」】
毎日jp(毎日新聞):2011年5月10日 0時59分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110510k0000m040139000c.html
福島県の計画的避難区域内の家畜牛について、全国24都道府県が受け入れ
の意向を示していることが9日、農林水産省の調べで分かった。
区域内には約9300頭の牛がいるが、受け入れ可能数は計1万頭程度に上る。
福島県は、繁殖用の牛はなるべく別の場所に移動させる方針だが、移動先の
希望は近隣に集中するとみられ、調整は難航も予想される。
肉牛は家畜市場への出荷を促進、乳牛は基本的に食肉処理する方向だ。
農水省によると、飯舘村、葛尾村などの計画的避難区域に、東日本大震災前
には約9300頭の牛がいた。内訳は繁殖用牛が約1900頭、肉牛が約6300頭、
乳牛が約1100頭。区域内の畜産農家が移動先の確保を要望していた。(共同)
【飯舘村 酪農家が処分の乳牛に別れ】
NHKニュース:2011年5月9日 16時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110509/k10015774401000.html
【計画的避難区域の子牛が競りに 飯舘村などの547頭】
東京新聞:2011年5月9日 12時53分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050901000264.html
【福島第1原発:福島で和牛競り市 「最後」という農家も】
毎日jp(毎日新聞):2011年5月9日 23時04分
http://mainichi.jp/life/today/news/20110510k0000m040117000c.html
【被災で衰弱した馬、元気に 「もう手放せない」 /群馬】
毎日jp(毎日新聞):2011年5月9日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110509ddlk10040042000c.html
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