原発警戒・避難区域の動物の連れ出し
【警戒区域への一時帰宅開始 川内村の住民ら、まもなく避難所へ】
福島テレビ FNNニュース:(2011/05/10 17:11 )
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00199097.html
東日本大震災から、11日で丸2カ月となる。警戒区域への一時帰宅
が始まり、10日は、福島第1原発から20km圏内にかかっている
川内村の54世帯・92人が参加した。(略)
ある畜産業の人は、20頭余りの牛が餓死しないように綱を外して
出てきたということで、その牛たちが遠くに行っていないかなどを
確認したいと話していた。
(略)犬や猫のペットについては、犬は鎖につなぎ、猫はケージに
入れて外から見てわかるところに置いておけば、11日以降、国や県
の関係者が保護して連れて帰ってくるという決まりになっている。
10日は、下見で入った関係者が、犬猫あわせて12匹を保護して帰って
きた。中には、震災後に生まれた4匹の子犬も含まれていて、村民
体育センターは和やかな空気に包まれていた。
【一時帰宅の92人、除染必要なし 警戒区域・川内村に2時間】
共同通信:47NEWS(よんななニュース):2011/05/10 17:59
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051001000780.html
(略)内閣府の一時帰宅担当者によると、2時間の滞在で受けた個人
の累積放射線量は暫定値で最低1マイクロシーベルト、最高で10
マイクロシーベルトだった。(略)
福島県と環境省は警戒区域内で犬9匹と猫3匹を保護、運び出した。
【飯舘牛1100頭 県内で受け入れ可能 福島県】
KFB福島放送:2011年05月10日 09時57分配信
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201105104
県は9日、飯舘村議会災害対策特別委員会で、村内の繁殖牛など
の移動について、西郷村の家畜改良センターに700頭の他、猪苗代町
など県内の公共牧場で合わせて1100頭の放牧を受け入れることが
できると報告した。
冬は400頭分の簡易牛舎を造る計画で、牛を移動させる際には
スクリーニングを行う。
9日には県が移転候補地の牧草サンプリング調査を行った。
(略)
特別委では、村が行った村内の肉用牛農家約220人の意向調査結果も
示され、約半数の103人が「廃業する」と回答した。
このうち50人は「村に帰ったらまた牛を飼いたい」と答えた。
「避難しても牛を飼い続けたい」と答えたのは29人だった。
【被災ペットの治療費助成 岩手・宮城 】
毎日jp(毎日新聞):2011年5月10日 21時35分
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/kibou/news/20110511k0000m040025000c.html?inb=ra
岩手、宮城の両県の獣医師会と仙台市獣医師会は、11日から
東日本大震災で被災したペットの治療費助成を始める。期限は
6月10日までで、緊急災害時動物救援本部に寄せられた義援金
を活用する。
(略)
| 固定リンク