福島原発警戒区域の家畜の殺処分
福島原発警戒区域の家畜の殺処分について、以下のような報道がありました。
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福島県、警戒区域内の牛処分急ぐ 豚、ニワトリほぼ終了
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110803t61008.htm
河北新報 2011年08月03日水曜日
福島第1原発から20キロ圏内の警戒区域で家畜の殺処分を行ってきた福島県は、
7月末までの約2カ月間で、豚約3000頭、牛約50頭、ニワトリ約400羽を処分した。
これまでに餓死した分も含めると、豚とニワトリの処分はほぼ終了し、これから牛の
処分を本格化させる。
警戒区域内では原発事故前まで、約320戸の農家が合わせて豚約3万頭、
牛約3500頭、ニワトリ約44万羽を飼育していた。事故によって立ち入り禁止になり、
家畜の世話も不可能になったため、県は5月27日から所有者の了解を得た上で
処分している。
(略)
今後は牛の処分が課題。約900頭は既に死んでいるが、それでもまだ2000頭
ほどが残っているとみられる。県畜産課は「牛を捕まえるのは簡単ではないが、
野生化すると手に負えなくなってしまう」と話し、秋までには処分を終わらせたい考えだ。
(略)
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これに関して、農水省のホームページに詳細が掲載されています。
警戒区域内の家畜の安楽死処分の対応に関するQ&A
平成23年8月3日現在
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/katiku_anraku.html
5月12日に原子力災害対策本部長から福島県知事に対して、警戒区域内の
家畜について、苦痛を与えない方法(安楽死)による処分を指示しました。
(URL):http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_sinko/110512.html
このことを踏まえ、ご質問の多いものについて、Q&Aを取りまとめました。
Q&Aは、皆様からのご質問や今後の検討に合わせて、随時更新します。
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