動物愛護法改正の検討、終盤へ
先にお知らせしましたように、環境省による動物取扱業の適正化
に関するパブリックコメントが終了し、8月からは動物愛護法
全体に関わる議論が行われています。
以下は環境省が公開している、これまで行われた委員会の議事要旨です。
■8月3日:産業動物、多頭飼育、自治体飼養施設(ヒアリング)
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-17.html
野上提出資料
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-17/ext01.pdf
■8月30日:多頭飼育の適正化、産業動物の福祉、罰則の引き上げ
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-18.html
■8月31日:自治体等の収容施設 、犬猫のマイクロチップの義務化
犬猫の不妊去勢の義務化、飼い主のいない猫の繁殖制限
その他
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-19.html
■9月27日:動物虐待の防止、闘犬、司法警察員制度など
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-20.html
■9月28日:実験動物の福祉
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-21.html
野上提出資料:
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-21/ext01.pdf
1、国内の動物実験施設において動物福祉・管理上の問題があった例
2、京都大学霊長類研究所におけるニホンザルの大量感染症死亡についての記事
3、動物実験の法規制:日本と諸外国との比較
4、EUにおける実験動物使用数
5、主要国における動物実験の法規制
6、EUの改正実験動物福祉法2010
7、アメリカ動物福祉法における実験動物規制
8、OIE陸生動物コード「研究及び教育における動物の利用」
どれもたいへん重要なテーマですので、検討の内容について、
今後ALIVEのホームページで、逐次お知らせしてまいります。
また、この10月には、3回の検討小委員会が開催されます。
10月18日は、特定動物、危険犬種問題の他、これまで残されてきた
学校飼育動物などの問題が取り上げられます。
その後、10月25日と31日に、これまでの議論全体を通して議論し、
「検討小委員会の報告書」の取りまとめが行われる予定です。
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