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動愛法改正に向けて国会議員へ意見を

動物愛護法改正は、本来であれば6月の国会会期末までに成立する
見込みでしたが、皆様ご存知のように政局の変動があり、検討が停滞
しています。(国会会期は9月8日まで延長されました)

民主党の骨子案は、ALIVE誌等でお知らせしたとおりです。
たいへん残念ながら、動物実験の問題は、民主党内部の医科系
議員の反対で削除されてしまいました。
(6月7日のALIVEブログをご参照ください)

動物愛護法改正は超党派の議員立法で行われますので、
民主党案について現在、与野党で協議が行われています。
実験動物については、野党から提案してもらうことが重要です。

しかし、それ以外の部分、例えば犬猫幼齢個体の8週齢規制や
動物取扱業の規制強化などについても、反対意見があるとされ、
状況はまだまだ予断を許しません。
せめてその他の改正部分まで削除、妥協されることなく
このまま進んでほしいと願っています。

現在の協議でなかなか一致しない事項は、
1、犬猫幼齢個体の8週齢(56日齢)規制
2、動物取扱業の規制強化(許可制へ)
3、新たな動物取扱業の追加(シェルター、公園動物等)
4、自治体業務の負担増加の懸念
などのようです。

また、これまで民主党の動愛法対策WT事務局長として
改正に深く関わってきた岡本英子議員が新たに移った政党
「国民の生活が第一」が、協議に参加できるかどうかも
注目しているところです。

しかし、動物の問題と言えども政局の影響はまぬがれず、
政党間の取引や都合で改正案が骨抜きにされるおそれもあり、
また、そもそも今国会中に改正が成立するかどうかも懸念されています。

皆さま、どうか今一度、動物愛護法改正を今国会中に成立させるよう、
そして主要な改正点が骨抜きにされないように、
与野党の法改正にかかわる議員および地元選出の国会議員に
ご意見を届けていただけないでしょうか。

議員のリストは、これまでブログ等でお知らせしていますが、
一部、所属政党が変わった議員もおられますので、ご注意ください。

なお、意見を送るときは、匿名ではなく、住所氏名等を書いて、
投票権を持つ有権者の訴えであることを伝えましょう。
(遅くても来年は総選挙となります)

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