実験計画書に「実験方法」を記述させていない国立大学
当会が2014年に開示請求を行った大学の中で、
国立大学法人奈良女子大学が、動物実験計画書の中で最も重要な
項目である「実験方法」を記述させていないことがわかりました。
当会はこれを3R担保などの観点から問題と考え、
奈良女子大学へ2度にわたり質問状を送りました。
生きた動物を科学上の実験に使用する行為は、
倫理的に大きな責任を伴う行為であり、
その責任を全うするための最も重要な手続きの1つである
実験計画の審査をおざなりに済ますことは許されません。
当会では引き続き、奈良女子大学に対して速やかな書式変更を
求めるとともに、他の大学でも同様なケースがないかどうか、
注意を払っていくつもりです。
詳細は以下をご覧ください。
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