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2016年2月の記事

実験計画書に「実験方法」を記述させていない国立大学

当会が2014年に開示請求を行った大学の中で、
国立大学法人奈良女子大学が、動物実験計画書の中で最も重要な
項目である「実験方法」を記述させていないことがわかりました。

当会はこれを3R担保などの観点から問題と考え、
奈良女子大学へ2度にわたり質問状を送りました。

生きた動物を科学上の実験に使用する行為は、
倫理的に大きな責任を伴う行為であり、
その責任を全うするための最も重要な手続きの1つである
実験計画の審査をおざなりに済ますことは許されません。

当会では引き続き、奈良女子大学に対して速やかな書式変更を
求めるとともに、他の大学でも同様なケースがないかどうか、
注意を払っていくつもりです。

詳細は以下をご覧ください。

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墨塗りだらけの動物実験計画書

当会が2014年に開示請求を行った大学の中で、
国立大学法人奈良女子大学において開示された動物実験計画書の
主要部分のほとんどが墨塗りになっていることがわかりました。

特に「実験目的」と「実験方法」は全て墨塗りで、
他に「実験のカテゴリー」や「系統名」、「使用動物名」の一部も
墨塗りでした。

当会では事態を重く見て、2014年11月に奈良女子大学に対して
異議申立を提出しました。
2016年1月現在、内閣府情報公開・個人情報保護審査会で審査中です。

詳細は以下をご覧ください。


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