カテゴリー「分野別-野生動物」の記事

ノイヌ・ノネコの取扱いに関する要望書を提出

会報「ALIVE」109号、110号、111号にて
連載しておりましたノイヌ・ノネコ問題につきまして、
全国の都道府県の担当部署に要望書を提出いたしました。


動物愛護法では「愛護動物」である一方、
鳥獣保護法では「狩猟鳥獣」にもなっている犬・猫。
「ノイヌ・ノネコ」の明確な定義もないまま、
年間300頭を超える数が、狩猟や有害駆除で殺されています。


ノイヌ・ノネコの取り扱いについては、
捕獲数(狩猟・有害駆除)の実態把握がなされていないこと、
鳥獣保護管理部署と動物愛護管理部署との連携が取られていないこと、
迷子個体である可能性のある犬・猫を捕獲・処理すること等、
様々な問題が存在しています。


当会が提出した要望書をホームページに掲載いたしましたので、
詳細については以下のページをご覧ください。


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ノイヌ・ノネコの取扱いに関する要望書
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ノイヌ・ノネコ問題については、法改正を待つよりも、
まず地元の自治体に働きかけることが優先です。
お住まいの都道府県の動物愛護担当部署・鳥獣保護管理担当部署に
向けて声を届けてください。


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野鳥の愛玩飼養目的の捕獲、ついに廃止に!

全国野鳥密猟対策連絡会の中村事務局長より、以下のお知らせをいただき
ました。長年の同会の活動の成果の一つです。

野鳥を無差別に捕獲し殺傷するカスミアミの廃止、小動物を無差別に捕獲し
殺傷するトラバサミの原則廃止、そして今回の野鳥の愛玩飼養の廃止と、
野生鳥獣の保護に関するこれらの市民活動は、10年、20年もかかる
こともまれではありません。しかし、私たちがあきらめることなく、根気強く、
続けていけば、ひとつずつ着実に実現することができるのです。

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皆さま

密対連(全国野鳥密猟対策連絡会)では発足当時から20年にわたり、WWF
ジャパンやアライブさんのお力添えを得て、環境省による「愛玩飼養」に
ついて廃止を求め続けて参りました。
2011年9月、環境省は全国の自治体に対し愛玩飼養目的の野鳥の捕獲を
原則禁止すると言う方針を告示しました。
それを受けて、4/1~実施されている各都道府県が策定した
「第11次鳥獣保護事業計画」では、愛玩飼養制度については、全ての
自治体が(原則を含む)禁止しました。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/mittairen/shiryo/dai11jijigyoukeikaku.html

県別の状況について、一覧表を作成しましたので、下記をご覧下さい。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/mittairen/aigan/aigan.html

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全国野鳥密猟対策連絡会(日本野鳥の会京都支部)
http://www008.upp.so-net.ne.jp/mittairen/
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鳥獣保護・基本指針案にNGOの意見発表

鳥獣保護事業・基本指針の5年に1度の見直し改定に向けての検討が行われ、
12月22日には、関係者へのヒアリングが行われました。

自然保護NGOからは、生物多様性関連法制度部会の参加団体が意見を述べました。

<主要意見>

1、全体について(WWFジャパン 草刈)
 ・前回の改定以降の新たな動きを組み入れること
  (生物多様性基本法、生物多様性条約COP10の決議、鳥獣害対策特措法など)

2、特定鳥獣保護管理計画、有害捕獲の問題、その他(ALIVE 野上)

3、クマの大量捕獲と生息地保護、その他(JTEF 坂元)

4、野鳥の愛玩飼養の廃止、その他(日本野鳥の会 古南)

5、海生哺乳類の適用除外問題(IKAN 倉澤)

なお、ALIVEから出した意見は、近日中に、ホームページに掲載する予定です。

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12/22 鳥獣保護基本指針改定のヒアリング

鳥獣保護事業の基本指針の改定に向けての検討が行われています。
12月22日には、関係者へのヒアリングが行われます。

しかし、13日に報道発表があり、締め切りは17日の午後1時です。
第1回の時は11月8日に報道発表され、10日の午後1時が締め切りでした。
周知の期間が短すぎます。

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中央環境審議会野生生物部会 平成22年度第2回鳥獣保護管理
小委員会の開催について(お知らせ)

1 日時
平成22年12月22日(水)13:00~16:30

2 場所
経済産業省別館8階 825会議室
東京都千代田区霞が関1-3-1

3 内容
(1)「鳥獣の保護を図るための事業を実施するための基本的な指針(基本指針)」
に関する関係者ヒアリング
 (※狩猟団体、農業被害関係、人材育成関係、自然保護NGO、都道府県)
(2)都道府県から提出された意見について
(3)その他

4 傍聴
 傍聴希望の方は、事務局(下記参照)までFAX又は電子メールでお申し込みください。
 傍聴申込み受付期限は、平成22年12月17日(金)13時(必着)といたします。
一般の方の傍聴可能人数は20名を予定しておりますので、傍聴希望者がこれを越
えた場合は抽選といたします。
 傍聴申込みの際は、以下の点を遵守の上、お申込みをお願いします。

1.「鳥獣保護管理小委員会の傍聴希望」の明記をお願いします。
(電子メールの場合は、件名欄に記載してください。)

2.氏名、住所、勤務先及び連絡先(電話番号、FAX番号)の記載をお願いします。

※こちらからの返信を傍聴券といたしますので、当日必ず御持参ください
(電子メールで申し込んだ方は、こちらからの返信を印刷の上御持参ください。)。
また、傍聴券1枚につき、傍聴者は1名です。

※なお、傍聴される方は、12時50分頃までに会場前にお集まり下さい。
※カメラ撮影を御希望の報道関係の方は、あらかじめ下記担当まで御連絡ください。
なお、カメラ撮影については、会議の冒頭のみとさせていただきます。


中央環境審議会野生生物部会鳥獣保護管理小委員会事務局
(環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室)
TEL:03-5521-8285(ダイヤルイン)千葉
FAX:03-3581-7090
e-mail:shizen-choju@env.go.jp

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351

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野生動物への餌づけを考えるシンポジウム

ALIVE90号にも掲載した「野生動物の餌付け」について、問題を考えるシンポジウム
のご案内です。
意図的な餌づけが野生動物に与える影響や、非意図的な餌づけ(農作物の放置など)
が「獣害」を作りだす構造などを取り上げ、人野生動物の共存の在り方を考えよう
という趣旨です。
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「野生動物への餌づけを考える」
http://www.wbsj.org/event/2010/eduke2010.html

日時:11月23日(祝)13:00~17:30
会場:立教大学池袋キャンパス9号館大教室
  ( 東京都豊島区西池袋3-34-1)

<講演プログラム>※敬称略
13:00-14:30,講演前半
●「餌づけ問題とは」
  小島望(川口短期大学)
●「キタキツネの餌づけ問題:観光ギツネとエキノコックス症感染リスク」
  塚田英晴(農業・食品産業技術総合研究機構)
●「餌づけに起因するサルの生態・行動・習性の変化」
  白井啓(野生動物保護管理事務所)
●「イノシシにおける非意図的な餌づけと被害問題」
  仲谷淳(中央農業総合研究センター)

14:40-15:40,講演後半
●「鳥類への餌づけ問題」
  長谷川理(エコ・ネットワーク)
●「餌づけに対する法的な評価と対応策」
  高橋満彦(富山大学人間発達科学部)
●「環境省の立場から餌づけを考える」
  奥山正樹(環境省自然環境局計画課)

15:40-15:55,休憩+アンケート回収
16:00-17:30,パネルディスカッション「野生動物への餌づけを考える」

主催:ナキウサギの鳴く里づくりプロジェクト協議会
共催:野生生物保護学会行政研究部会
後援:立教大学,日本自然保護協会,WWF‐Japan,日本野鳥の会,日本鳥学会

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鳥獣を殺さずに農作物被害を防ぐ方法の紹介

鳥獣を可能な限り殺さずに農作物被害を防ぐ方法の開発発表会が開かれます。
このような方法が普及してほしいものです。

「営農管理的アプローチによる鳥獣害防止技術の開発」成果発表会

(独)農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター主催の
発表会を下記の内容で開催します。

日時:平成22年2月9日(火)10:00 ~ 16:40
場所:東京大学農学部弥生講堂内一条ホール(東京都文京区弥生)

内容:

第1部 新しい時代の鳥獣害対策
-鳥獣を誘引しない営農管理と多獣種の侵入を防ぐ複合的被害防止技術-

 (1) 鳥獣を誘引しない営農管理とは?
    井上雅央(近畿中国四国農業研究センター)
 (2) 冬場の餌資源を低減させる水田・畦畔管理
    山中成元・高畑正人・河村久紀(滋賀県農業技術振興センター)
 (3) 鳥獣被害を受けにくい野菜栽培管理
    安川人央・中野智彦・黒瀬 真(奈良県農業総合センター)
 (4) 鳥獣被害を防ぎやすい果樹の栽培技術
    奈良井祐隆(島根県農業技術センター)、
    竹下幸広(島根県中山間地域研究センター)
    井上雅央・上田弘則・江口祐輔(近畿中国四国農業研究センター)
 (5) 忌避物質・忌避作物を用いた被害防止
    江口祐輔(近畿中国四国農業研究センター)
 (6) 多獣種対応型侵入防止柵の開発
    本田 剛・桑田 大(山梨県総合農業技術センター)
    上田弘則(近畿中国四国農業研究センター)、
    竹内正彦(中央農業総合研究センター)
 (7) 複数鳥種に対応した被害防止技術
    吉田保志子・佐伯 緑・百瀬 浩(中央農業総合研究センター)
    井上雅央・上田弘則(近畿中国四国農業研究センター)

第2部 イノシシ被害対策に向けた新しい技術
  (8) イノシシの個体数推定
        仲谷 淳(中央農業総合研究センター)
        松田奈帆子・新部公亮・矢野幸広・丸山哲也(栃木県)
  (9) イノシシの個体群パラメーター解明
    姉崎智子(群馬県立自然史博物館)、
    坂庭浩之(群馬県自然環境課)
  (10)イノシシによる農業被害発生予測
    百瀬 浩・斎藤昌幸(中央農業総合研究センター)
    本田 剛(山梨県総合農業技術センター)
  (11)イノシシの効果的な捕獲技術
        松田奈帆子・新部公亮・矢野幸広・丸山哲也(栃木県)
        仲谷 淳(中央農業総合研究センター)
  (12)イノシシ肉の処理及び熟成による肉質への影響
        笠 正二〓・上田修二・山口昇一郎(福岡県農業総合試験場)

詳細はこちら
http://cse.naro.affrc.go.jp/momose/docs/poster100209.pdf

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ツキノワグマの現状:映像案内

2006年、各地でツキノワグマが5000頭以上も捕獲され、その大半が殺されました。
なぜ、ツキノワグマは人里に出てきたのか?人とクマはどうつきあえばよいのか、
をテーマとした映画の完成記念上映会が都内で開かれます。
制作は野生動物ドキュメンタリーを専門にしている群像舎。

【平成熊あらし~異常出没を追う~】
併映【こども どうぶつ劇場~日本の鳥・獣・虫・魚たち】

◆場所:文京シビックホール・小ホール
     地下鉄丸の内線、南北線、大江戸線「後楽園園」駅

◆日時:7月31日(金)
     第1回 10:30~12:05、 第2回 13:30~14:05、第3回 14:30~16:05
◆日時:8月6日(木)
     第1回 18:45~20:25、 第2回 20:35~21:25
◆日時:8月7日(金)
     第1回 18:45~20:25、 第2回 20:35~21:25
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◆場所:四谷区民ホール
     地下鉄丸の内線・新宿御苑駅5分

◆日時:8月8日(土)
     第1回 13:45~15:20、 第2回 15:30~16:30
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◆入場料:(前売)1000円 (当日)1200円 中高生 500円(当日のみ)
◆お問い合わせ:㈱群像舎 Tel.03-3267-3997 Fax.03-3267-3977

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商業アザラシ猟禁止への画期的法案

カナダのハーブ上院議員が商業アザラシ猟を禁止する画期的な法案を提出
したことについて、ALIVEではこの法案を支持し、成立を期待するメールを、
同議員に送りました。

<以下、IFAWによる説明より>

(カナダ、オタワ)- 国際動物福祉基金(IFAW)は今日、カナダの商業アザラシ
猟の終結を求める議員法案をマック・ハーブ上院議員が提出したことに対し、
拍手を送りました。カナダの政治家が、今も続く世界で最大規模の海洋哺乳
動物の虐殺に終止符を打つための法案を提出したのは、今回が初めてです。

これは漁業法の改正法案で、先住民がアザラシを獲る権利は守りつつ、
カナダの領海における商業目的のアザラシ猟を禁止するものです。

最近の世論調査の結果は、カナダ国民の過半数が商業アザラシ猟に反対し、
その終結を望み続けていることを示しており、この法案の導入を後押しして
います。
この法案は今、アザラシ産業が経済的に低迷しているときに提出されました。
アザラシの皮の価格は今年もまた下がる見込みで、アザラシの毛皮の需要
は世界的にも非常に低く、EUでは先住民族のものを除くすべてのアザラシ
製品の取引禁止が検討されています。

わずか数週間後にはカナダの商業アザラシ猟がカナダの東海岸沖で始まり
ます。昨年は217,000頭以上のアザラシが捕殺されましたが、その99.8パー
セントは生後3ヶ月未満の子供でした。

カナダの商業アザラシ猟禁止を目指すIFAWの活動について詳しく知りたい方
www.stopthesealhunt.orgにアクセスしてください。

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